全敗から学べること | 未来日記2

全敗から学べること

11/26の学習院大学戦を最後に、
成城大学ラグビー部の今シーズンが終了しました。

結果は、全敗。
全ての試合で負けてしまいました。
勝つことができませんでした。

コーチ統括として、この結果を重く受け止めています。
自分の力のなさ、不甲斐なさ。
現役の学生やOB会、父母の皆さまをはじめとして
成城ラグビーを応援して下さる全ての方々にお詫び申し上げます。


ほとんど全ての休日はグラウンドに通い、
短い夏休みは菅平に行き、
それなりの時間を学生たちと過ごしてきました。

仕事以外の情熱のほとんどは、
ラグビー部に向けてきました。

でも、結果は出ませんでした。

学生たちは本当にキツイ練習をしてきたのに、
勝利を手にすることはできませんでした。

反省点はたくさんあります。
それはちゃんと来季に向けて、修正していきたいと思っています。

いいプレイはたくさんありました。
でもそれが、試合中最後まで続けられませんでした。
ほとんどの試合が後半最後の逆転負けでしたから。
自分たちのペースの握り方。
とても大きな課題です。

言い訳はしません。
他校と比べ、あらゆる面で恵まれてはいない環境なのは事実ですが、
それは最初からわかっていたことです。



今年の4年生は、春に大きな決断をしました。
この数年間で失ってしまっていた体育会としての情熱を取り戻すこと。
成城ラグビーのスタイルを復活、確立すること。

その結果練習は凄まじくハードになり、
たくさんの怪我人が出てしまいました。
部内でも色々衝突はあったと思います。

でもそれらを全て乗り越えて、
4年生はチームを引っ張ってくれました。

その結果、
成城大学ラグビー部の「スタイル」が復活しました。

小さい身体を逆に活かして、
テンポよく、外でトライを取り切るラグビー。
観ていて楽しいラグビーが。

ディフェンスを始め、フィジカルや細かな戦術面など、
ダメなことやできないこともたくさんあったけど、
その片鱗が、少しだけ見えたと思います。


これは今までにない、大きな変化。
新しい歴史の始まり。
素晴らしい成果だと思います。


だから結果だけに囚われず、
胸を張って引退して欲しい。
将来、どうか自信を持って語って欲しい。


心からそう思います。


4年生のみんな、
本当にお疲れさまでした。
仕事に留学に、新しいチャレンジ、全力でがんばって欲しい。
たまにはグランドに来いよ。
また一緒にやろう!

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3年生以下のみんな、
来季はリベンジの年だ。
とにかく勝てるチームになろう。

まずは体重を増やすこと。
オフ中に体脂肪率は変えずに10kg増ね。

そして部員をもっと増やそう!
目指せ1年20人!